第4回クロスカルチュラル・フォーラム

日時平成20午後時~

場所:精華町役場2階交流ホール

参加者39名;当日は何十年ぶりかの大雪で開催が危ぶまれたが、無事催行できた。

内容

今回は同志社大学プロジェクト科目プロジェクトの協力を得て、若い学生の皆さんが企画運営段階から参加、「恋愛」を共通テーマにした講演が行われた。外国の方に日本語で発表してもらう以上、日本人は英語で発表しなければ、と日本人学生が発奮して英語を交えて司会・講演を行い、クロスカルチュラルなフォーラムになった。

司会

▼石原恵美さん&前田あゆみさん

▼コムサン・ヤジャさん(タイ王国大阪総領事館書記)「タイの恋愛観」

  タイでは女性から愛を告白することはない。タイの男女の付きあいかた、婚約、結婚式などに

ついて紹介した。

▼ジュダ・レイノルズさん(精華町国際交流員)「国際恋愛:“ぼっ、ぼっ、ぼくと付き合ってください!!”」

  私が育ったカリフォルニア州では恋人になったり結婚したりする時、人種はほとんど気にしな

いし、告白などはせずに気軽に付き合い始め、気軽に(結婚を前提にすることなく)恋人を両

親に紹介する。そのような環境に育ったので、日本に来て女性と付きあい始めた時とまどうこ

とが多かった。アメリカ人にとって「自由」はとても大事で、親も子供の生き方を尊重する。

▼クリストファー・バグウェルさん(姉妹都市交流員)

  ノーマン市には福音キリスト教を信仰する人が多く、その宗派の考え方では結婚前の性的・肉

体的な関係は厳しく禁じられ、結婚は早いほど良いとされる。また、離婚も飲酒も批判される。

ノーマン市はアメリカの田舎といってもよく、保守的な伝統が今でも残っている。他の人種に

対する無知のため失礼な質問をする人も多いのは、私が日本の田舎で経験したことと良く似て

いる。このように同じアメリカでも、ジュダさんが育った都会と私が育った田舎ではかなり考

え方が違っている。

▼ジュダさんとクリスさんの結びの言葉

「大まかに、人の行動が文化のために違っても、付き合いたくなる理由が文化で違っても、愛

は人間皆に同じ気持ちです。田舎者も、都会の大阪の人も、半分以上同じです。アメリカ人も、

日本人も、共通点が相違点より多いと思います。」

藤原達也さん&岩崎美穂さん&杉本紗矢香さん&川崎碧さん&北川慶祐さん

「今ドキ大学生の恋❤ちょっと聞いてよ!精華町!!」


同志社大学の学生(女性66名、男性72名)に恋愛についてアンケートをした。


その結果を

今ドキの大学生の生の声を交えて紹介した。

1.恋愛では自分がひっぱっていきたい Yes 男性37% 女性12%

2.告白は自分からする        Yes 男性59% 女性18%

3.外食代は男がおごるものだ     Yes 男性43% 女性13%

4.恋人の携帯はチェックしたい    Yes 男性 4% 女性 4%

5.付き合っているとき親に紹介したい Yes 男性21% 女性26%

6.結婚後は家庭に入ってもらいたい  Yes 男性30%

  結婚後は働きたい         Yes 女性72%

7.お見合い結婚もありだ       Yes 男性31% 女性42%

 8.どこからが浮気か

    9.恋人に求めるもの

10.結婚相手に求めるもの