第2回クロスカルチュラル・フォーラム

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国際理解講座   「第2回 クロスカルチュラル・フォーラム」

~多文化共生を目指して~

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日時:平成1824()午後2時~4時半

場所:精華町交流ホール(役場2階)

参加者:37

ローチェ・レイモンド(オーストラリア、精華町役場国際交流員)

   「オーストラリアと日本」

自己紹介・自国紹介

オーストラリア国旗・旗印の紹介と説明

オーストラリア原住民(アボリジニ)の話、文化、習慣等

パワーポイントでオーストラリア図の説明

オーストラリア一般事情:面積、人口、首都、言語、宗教等

オーストラリア各州の紹介、主にニューサウスウェールズ州

シドニー市について

シドニー市マンリー区、私の出身地の紹介

語学指導等を行う外国青年招致事業 =JETプログラムの紹介、外国語指導助手と国際交流員の数、統計等日豪交流略史

大使館、領事館などの設置、各種協定書、その他の主な政治的な出来事

オーストラリアから日本への転入物

日本からオーストラリアへの転入物

これからの日豪交流関係(個人的な予想)

2006日豪交流年

ムハマド・リザル(インドネシア、大阪大学大学院工学研究科博士前期課程)

「インドネシアのイスラム文化」

イスラムというとアラビア半島の宗教と思われるかもしれませんが、アジアにもイスラム教徒は多いのです。インドネシアは、人口(2億300万人)の88%がイスラム教徒であり、世界最大のイスラム教国です。私もイスラム教徒として、毎日のお祈り欠かしません。幸いなことに大阪大学にはムスリム(イスラム教徒)のためのお祈りの場所があり、また、特別の食事も用意されています。私は機械工学を専攻し、就職も決まりました。これからも敬虔なムスリムとして日本で暮らしていくつもりです。

 

ラフィーフ・アルゾウビ(ヨルダン、大阪大学大学院工学研究科博士前期課程)「イスラムの女性たち」

私のふるさとはヨルダンのサルトです。サルトは美しい赤い石の、京都のような古都です。私は、この町を守るため京都などの再生手法について研究したいと考え、大阪大学工学研究科環境エネルギー工学専攻に留学しました。私はムスリムの若い女性ですが、私の自由な意志により一人で日本に留学し大学院で勉強しています。イスラム教の女の人はイマーム(宗教的指導者)にはなれませんが、仕事や社会生活においてはリーダーになることができます。私は日本でもお祈りを欠かしません。毎日、研究で忙しく夜遅く自転車で寮に帰ることも多いのですが、日本は安全なので両親も安心しているようです。イスラムのスピリットに包まれて私はとても幸せです。